【サツマイモ】収穫!雨の合間の貴重な晴れの今がチャンス!

野菜栽培

10月の土日は見事に雨続き…。サツマイモの収穫は雨の日に行うと傷みやすいため避けていたところ、ようやく晴れの日が続いたので平日ですが時間を作ってチェックに。ツルが茂っていたため畝はしっとり。今回はツルの刈り取りと一株だけ掘り起こして続きは明日の朝に掘り起こすことにしました。

掘り起こす前の作業と保存するために気を付けるべきポイントについて紹介します。収穫タイミングの見極めには葉の色も重要です。葉っぱ画像も是非ごらんください。後半には一株掘り起こした結果とその考察についても紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ちょうど堀ごろの10月は雨続き…、収穫は晴れが2日以上続いた日がオススメ

ツルの植え付けを行ったのは5月の中頃、およそ150~160日くらいが堀ごろのため、10月の中旬での収穫を考えていましたが、10月は雨続き。関東では1961年以来の10月日照時間が史上最低を記録するペースで曇っていました。

サツマイモは収穫後に乾燥させ追熟(キュアリング)をさせることで味が落ち着き、甘みも出やすくなります。しかし、雨の日に収穫をすると皮が水分で柔らかくなるため、掘り起こすときに収穫の際にこすれ皮がめくれてしまう恐れがあります。皮がめくれたり傷がつくとそこから腐りやすくなり、長期の保管、追熟ができなくなるためオススメされていません。

そのため、サツマイモの収穫は晴れの日が2日ほど続いたころに収穫することで皮が傷つきにくくすることができます。サツマイモを傷から守り、しっかり休ませられるようにしましょう。

畝の様子を観察、まだ湿り気が…

サツマイモの畝はツル返しを何度か行っていましたが、そのたびに日が経つと横に広がり森のように…。ツル返しの様子は【サツマイモ】ツルから根が出ていたら要注意!ツル返しで対応しようをご覧ください。右側は一部のツルを刈り取った株元の様子です。まだ湿り気があり、掘り頃の土とは言えない状況。画像の左側はツルの茂っている様子です。4畝つくっており、左側は元肥なし、右側は元肥ありで植えた差分があります。葉っぱの色付きは元肥無しのほうは少しずつ黄色くなっており、収穫頃の色合いをしています。元肥ありのほうはまだまだ濃い緑色をしており、栄養分の違いが出てきていそうです。

本日は試し掘りとツルを落とす作業に切り替え、本収穫は明日の朝に

株元がまだ湿っていたため、一株だけ試し掘りし、他の株はツルだけ落とすことにしました。これだけツルが茂っているとどうしても株元が乾きにくくなるため、ツルを落として畝を風にさらすことに。これの状態で1日おくことで明日の朝には土が程よく乾いていることを期待します。

ツルを落とすにあたり、収穫しても良いかどうか、一株だけ試し掘りをしてみました。一株から10個ほどの巨大なサツマイモが!しかし、形状は波打っているような、ボコボコとした姿。

ボコボコとした形状はなぜ?肥料と10月の長雨が原因か?

今回試しに掘り起こした株は「元肥あり」で元気に繁茂していた株を選びました。調べてみたところ、肥料が多いと窒素過多となりツルが茂り、ツルばかりが育つことで芋の成長がうまくいかず、地中で分かれた芋がいびつ・分裂・こぶ状になる可能性があるとのことです。芋の量は多く、サイズも大きいことからツルボケではなかったようですが、ツルが伸びる影響が形状にも影響するというのは勉強になりました。

そしてもう一つが雨の影響です。今回は10月の雨が非常に長く、土中の水分量の増減が多かったと思います。これにより芋の内部の水分も増減し、その過程でこぶ状の肥大化につながる可能性があるそうです。

明日には「元肥なし」の株の収穫も行うため、元肥の影響かどうかの比較ができるかもしれません。収量および形状については次回詳細に記載しようと思いますので是非そちらもご覧ください。

まとめ

5月に植えたサツマイモの株を掘り起こしました。元肥ありが影響したのか形状はボコボコしていましたが、収量は大満足。長雨に悩まされた10月でしたが、まず一株、収穫することができてよかったです。

本日もご覧いただきありがとうございます。

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