【サツマイモ】 肥料あり・なしで2か月、ツルの伸びに差が出てきた?

野菜栽培

5月に植えたサツマイモですが、2か月たちましたので今回は経過をお伝えしたいと思います。前記事(サツマイモの植え付け開始!肥料の有無、植え方の違いで育ち方はどう変わる?)で始めたサツマイモ栽培、4畝で育てており、2畝は元肥あり、2畝は元肥無しで育てています。

今回は現在の成長具合の比較、肥料ありのリスクと心配な点の紹介、肥料なしの今後の対策についても紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

肥料あり・なしのサツマイモの現状。現時点では肥料ありが優勢。

まずは現状の全体像です。奥の2畝が肥料あり。手前の2畝が肥料なしで育てています。肥料は元肥として牛糞と鶏糞を施し、追肥は行っていません。葉の密度を見ていただければ明らかですが、元肥の有無で葉の色、量に大きな差がでてきました。

肥料ありの様子。ツルボケか?しっかり根は太るか?虫は大丈夫?

肥料ありの詳細な様子です。右が紅あずま、左が紅はるか。ともに葉は綺麗な緑色をしており、ツルもしっかり太く育っています。肥料ありの効果なのか、2か月で旺盛な生育。これからの成長にも期待が持てる速度で育っているかと思います。

この成長だけをみると肥料ありが魅力的に見えますが、気を付けたい点があるのも事実。

  • 夏の高温多湿はツルボケを助長しやすい
  • 葉の密度が多く病害虫の温床になる

特に今後は暑さが厳しくなり、地上部が茂りすぎることで風通しが悪化し、病害虫が集まってしまうことが心配です。育ちが良い=安心ではなく、むしろ「育ちすぎによる管理の難しさ」が出てくるのが、サツマイモの奥深いところかもしれません。

元肥なしは葉の色が薄く、ツルも細い。現時点での成長はかなり遅め。

続いては元肥なしの畝です。こちらも右が紅あずま、左が紅はるかです。紅あずまのほうは写真からみてもわかるように少し黄色が強く、葉に元気がなさそう。

左側はまだ葉の色が緑色をしていますが、右側の紅あずまは少し葉が黄色に。これは「窒素不足」によるものと推測されます。肥料不足による葉の色付きの悪さ、ツルの伸長の抑制につながっているように見えます。

このまま見守り続けるのも良いですが、今回は下記の対策を施してみようと思います。

  • 草マルチの草を少し多めにする
  • 米ぬかを少し株から離れたところに施し、微生物を活発にさせる

草マルチを増やすことで微生物の餌を増やし、米ぬかを少し加えることで微生物に活力を与える作戦です。今回のテーマは「肥料のあり・なしでどう変わるか?」なので追肥はせず、自然の力でどれだけサツマイモが育つか見守っていきたいと思います。

夏の雑草対策。草マルチでどこまで抑制できるか。

6月から急激に暑くなってきました。同時に雑草の勢いも急速なものに。サツマイモ回りはマルチ無しで育てていたため、草ボーボーの状態に…。今回は雑草整理をしつつ、草マルチを敷きつめました。これで今後多少は雑草の芽がでてこなければよいのですが、どこまで防げるか。次回の報告ではこちらについても触れたいと思います。

本日はここまで。本日もご覧いただきありがとうございます。

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