落葉樹の冬の作業(プランター)
昨年12月にイチジク(蓬莱柿)をホームセンターで購入しました。購入後すぐにプランターに植え替えてしばらくたったのですが、その時に行った方法に不安があったので3月の上旬に改めて作業したときの内容です。
落葉樹は冬の間は休眠期に入っているため、鉢の植え替えや剪定をするにはよい時期とのことです。春を迎え、新芽が出るころには活動期に入っているため、植え替えや剪定でダメージを与えるとその後の成長が抑制されてしまうこともあるとか。
初めの植え替えで失敗だったこと
12月の購入後すぐにプランターに植え替えたのですが、そのときの失敗は土をほぐさずにプランターに植え替えてしまいました。
苗木購入時は5号くらいのプランターに入って売られていたのですが、プランターから出してみると土がガチガチ。このまま植え替え先のプランターに入れるかほぐすか悩んだのですが、ほぐして根に傷をつけることを避けるべく、ひとまずそのままほぐさずに植え替え先の8号プランターに植え替え。
しかし、追加した土とガチガチの土がなじむことはなく、2月ほどたっても木がぐらつく状態。
調べていると、冒頭に記載したように冬の休眠期は根を傷つけてもその後の成長に影響しにくいとの情報を目にしたため、改めて土をほぐすことにしました。

3月上旬の土ほぐし
3月上旬、少しずつ日中あたたかな日が増えてきていましたが、新芽はまだでてきておらず、休眠期と信じ作業を開始。土は購入時のガチガチのまま、根も追加した土のほうにはほとんど伸びていませんでした。
ガチガチになった土は熊手を使ってガリガリと削り、根がむき出しになるまで土をほぐしました。土の中は根がぎっしりと張り巡っており、だいぶ窮屈な思いをさせてしまったと反省。
土を削りとり、あらためて追加した土になじませながら8号鉢に植え替えしました。植え替え後は木のぐらつきも収まり、うまいこと土と根が密着したようで一安心。
同時に剪定をするかどうか悩んだのですが、もともと枝が長くなかったので切り戻して新芽がでてこなくなると悲しいので剪定はしないことにしました。その結果はこの下に。
本日の畑
そのイチジクの本日の様子ですが、先端から新芽を出しはじめ、小さいですが実も発見。1年目はあまりたくさん実をつけないほうが今後の樹勢をよくできるという記事をみるため、様子を見ていこうと思います。

畑ではジャガイモの芽が伸び始めており、すこしずつ春を感じてきていましたが、樹木の芽吹きはこれもまた良いものですね。
蓬莱柿について
ホームセンターにドーフィンと日本在来種(実際は中国から長崎に伝来という説もあり)の蓬莱柿とがあり、今回は蓬莱柿を購入してみました。
ドーフィンはスーパーなどでも見かける流通量の多い品種である一方、蓬莱柿は日持ちしにくいため流通量も少なく、せっかくならと蓬莱柿をチョイス。
ドーフィンは夏秋兼用品種、蓬莱柿は秋果専用品種で、蓬莱柿は秋まで生育に時間をかける分、果実が大きく甘くなりやすい特徴もあり、実をつけてくれるのが楽しみでなりません。
本日もご覧いただきありがとうございます。
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