ジャガイモの芽かき・追肥・土寄せ

野菜栽培

庭に植えているジャガイモ(はるか、北海こがね、北あかり)が急成長して慌てて芽かきと追肥、土寄せを実施。ちょっと遅れてしまったので収穫結果にどう影響してしまうか…。こちらについては後日記載します。

芽かき作業開始、引き抜いた芽には子芋の姿が

ジャガイモを植えたのがちょうどひと月前のまだ朝夕は冷える時期。そこからひと月、だいぶ春めき日中は半そででも良いくらいの気温になりました。気温も上がりぐんぐんと芽を伸ばしてきたジャガイモの様子がこちら。

少々伸ばしすぎました…。本来なら先週くらいには芽かき、土寄せをしたほうが良かったと思うのですが、先週は日曜日が雨だったこともあり、見送った結果、1週間であっという間にモサモサに…。

というわけでい芽かき作業です。作業内容自体は基本に忠実に行っています。

  • 2本を残して間引く
    • 茎の太いもの、葉っぱの青々としているものを優先して残す
    • 葉の形がわるいものも間引く対象
    • 3本のうち2本が近い場合は近い2本を残す
      • 近い2本のうち1本を間引く場合、もう1本を傷つけてしまう恐れがあるので
  • 引き抜くときは残す2本と土をしっかり押さえる
    • 種芋がぐらつき、一緒に持ち上がってくる恐れがあるので
  • 引き抜くときは横または斜め横に引っ張る
    • 真上に引き抜くと種芋がぐらつきやすく、横方向のほうがもぎ取りやすいため

間引いた芽はものによっては空いているスペースに植えてジャガイモを収穫することも可能です。試してみたかったのですが、スペースがなかったため今回は見送ることに。

今回は小さめのジャガイモを植えていたからか、芽の本数はもともと少なく、3~4本程度でしたので、抜きやすいものを抜くように作業を行いました。少ない本数ながら、地上部はしっかりと伸びて芽の根本には子芋を発見。もやしのようにひょろっと出ているのが未来のジャガイモ。このまま育てていたら栄養が分散して全体が小振りになってしまうため、このタイミングで芽かきができてよかったです。

(当日写真を忘れてしまったため、翌日に撮ったためシナシナです…)

追肥・土寄せ、土は高めに盛る

芽かきを終えた後は追肥・土寄せ作業です。

芽かきをする頃に子芋がすこしずつ形になってきて、大きく育つために栄養を欲する時期です。ここでしっかりと栄養を補給してあげることで、芋の肥大化を促すことができます。

今回の追肥はいつも通りですが、鶏糞を利用しています。追肥は直接根にあたると肥料焼けを起こす可能性があります。必ず株元から少し離し、すきこむのではなく土の上にパラパラと振りかけるように。

このあと、この追肥の上にかぶせるように土寄せを行います。こうすることで少しずつ肥料成分が土に溶け出し、根から吸収できるようになります。

土寄せは苗の成長点に土が被らない程度になるべく高く土寄せすることにしました。初回の土寄せは5センチ程度と言われていますが、今回は苗が成長してしまっていたため、5センチよりも多めに土寄せしています。

土寄せする際の土は畝の土を削って高くするのではなく、畝間の土を掘り下げて使うようにします。ジャガイモは種芋の横と上に子芋をつけるので、横方向に広がるイメージをもつことが重要。畝を削りすぎないように注意します。

土寄せまで終えた姿がこちらです。写真だと見づらいですが、もともとの高さから8センチくらい盛ることになりました。

少し遅れた芽かき、追肥、土寄せとなりました。芽かきで引き抜いた芽には子芋と思えるものもついており、土の中ではしっかりと育ってくれていそうです。あと2月ほどで収穫期。どの程度収穫できるか、時期の遅れがどう影響してくるか、結果を見れる日が楽しみです。

本日の畑

芽かきをしてすっきりさせたジャガイモは気持ちがよさそう。春の嵐や強風と収穫まで気が抜けませんが収穫できる日が楽しみです。

本日は「はるか」「北海こがね」「北あかり」を対象としましたが、アンデスレッドも少しずつ芽が出てきました。芽からして赤色を含んでおり、アントシアニンたっぷりの予感。葉っぱもしっかり肉厚なのでこのまま成長してほしいです。

本日はここまで。本日もご覧いただきありがとうございます。

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