セルトレイで育てていたキャベツ(四季どりキャベツ)、茶豆系枝豆(湯上り娘)、黒豆系枝豆(黒船)を本日定植しました。その際にそれぞれの根の張り具合にずいぶんと差がありましたのでまとめます。
背丈が5センチ超えたらセルトレイは卒業
今回の情報はあくまでも冒頭にあげた3点に関する内容です。ものによってはこれ以上育てることもできると思います。参考情報としてご覧ください。
早速ですがセルトレイに種を蒔いた時期と成長具合、根の状態を比較した結果です。これを踏まえた今回の結論は「セルトレイでは背丈5センチを超える前に植え替え」です。
- 四季どりキャベツ
- 種蒔き:3/23(34日前)
- 種数:3粒以上
- 本日の背丈:約5センチ
- 本葉:4枚程度
- 根の状態:きれいな白色、細いが全体に広がっている
- 湯上り娘
- 種蒔き:3/23(34日前)
- 種数:3粒
- 本日の背丈:約7センチ
- 本葉:4枚程度
- 根の状態:くすんだ黄色、底のほうに詰まっている
- 黒船
- 種蒔き日:4/6(20日前)
- 種数:2粒
- 本日の背丈:約4センチ
- 根の状態:きれいな白色、底のほうまで到達して巻いているがギュウギュウではない
葉の状態、根の状態
本日定植した3種類、それぞれの葉の状態、根の状態です。
まずはキャベツ(四季どりキャベツ、トーホク交配)から。

もりもり育ってますね。種の数が多かったのですが、ちゃんと芽がでて育ってくれています。定植後の育ち具合で間引こうと思っているので、セルトレイでは間引かずにそのまま置いています。(これはこれで問題だったかも、と思っています。)
本葉は4枚程度、葉の厚みやハリもあり、成長具合としては上々かと思います。しかい根本のところがすこし伸びてしまっているのが気がかりです。(間引かなかったことでお互いが影を作り、曲がって育った可能性が高そうです。)
続いて根の状態です。

非常にきれいに全体的に張っています。下側で巻くこともなく、上層から下層までまんべんなく根が張っており、定植後の活着や根張りも期待できます。交配品種ということもあり、根の張り方もきれいに出やすいのでしょうか。
お次は茶豆系枝豆(湯上り娘)です。
葉の状態ですが、かなり密生しており、写真からも窮屈さがうかがえます。

セルトレイ一か所に3粒蒔きしていた点、日数が30日以上とながく育てすぎた点、これらの理由から節間が長く葉の色が薄いところが多くみられます。ちょっと長居させすぎたかな、と思いながら定植作業へ。

全体的に根っこが茶色くなっており、根腐れを起こしてしまっているかもしれません。あるいは、3粒蒔きでセルトレイの中で窮屈になっていたことで水分不足に陥っている可能性もあります。少なくとも良い状態ではなくなっており、定植後の成長が心配です。
最後に黒豆系枝豆(黒船)です。

先ほどの湯上り娘と比較して葉の状態も良く、健やかさがうかがえます。
続いて根の状態です。

根の状態もとてもきれいで、底のほうで巻いてしまっていますが、白色で健康的。黒豆は2粒蒔きにしていたこと、種蒔きしてから20日ということもあり成長もちょうどよかったのでしょう。
今後に向けて
以上、今回定植した3品種の葉、根の状態でした。今回の教訓としては、
- セルトレイで枝豆を植えるなら2粒まで。(1粒でも良いかも。発芽率は結構高い。)
- 背丈が5センチ超える手前くらいで定植。
- 定植できないなら別のポットに植え替え。
といったところでしょうか。今回初めてセルトレイでの種蒔きをしてみました。課題については来年の種蒔きに活かしていきたいです。
本日の畑
本日はレンタル畑での作業でした。キャベツを6本、湯上り娘を7本、黒船を7本、計20本の苗を植えてきました。

ついでに来週以降に植える予定のさつまいもの土づくりもしていたのでヘトヘト。明日は庭の開墾です。GWは暑くなるそうだし、乗り越えられるだろうか…。
本日はここまで。本日もご覧いただきありがとうございます。
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