6月に種蒔きした食用ホオズキの苗が少し大きくなってきたので7月の中頃に畝に定植しました。日中日陰の時間が長いところに2株、日なたの時間が長いところに1株の計3株を定植。今回はその様子をお伝えします。結論から申し上げますと、日なたに植えた1株はすぐに暑さにやられて枯れてしまいました。
耐暑性のあるホオズキも今夏の直射日光には勝てず、日陰に植えたものはこの猛暑を乗り越えることができるのか…。栽培時に気を付けているポイントも併せて紹介したいと思います。
ホオズキの種蒔きから定植までの様子
ホオズキの種蒔きは5月ころに行いたかったのですが、出遅れてしまい6月の中旬に。6月末に芽が出て1センチほど、7月上旬の時点で3センチほどで本葉が出てきていました。

7月の時点で最高気温が30度を超える日が連続している状況。3センチほどと小さい苗で暑さに耐えられるか心配でしたが、茄子に虫食いが多く出始めていたこともあり、密集地帯から出すという狙いで定植に踏み切りました。
定植後の様子と気を付けているポイント3点
現在、定植してから3週間ほどが経過しました。冒頭お伝えした通り、日中の日なたの時間が長い(10時くらいから17時くらいまで日が当たり続ける)畝に植えたものは毎朝水をかけていましたが、2週間もたずに枯れてしまいました。
日陰の時間が長い(木陰のため14時くらいまで日陰)畝に植えたものは下記のように少しずつですが大きくなってきました。

約3週間で少しずつですが大きくなってきました。ここまでで気を付けているのは下記の3点です。
- 小さい苗から育てるには日陰の場所を探す
- 肥料は米ぬかを少しずつ
- 草マルチで保湿と地温管理
日陰については既にお話ししました。ホオズキは中南米原産で暑さには強い植物ではありますが、苗が小さい間は直射日光が強くないところを選ぶと安定して育てられると思います。
肥料については、ホオズキはナス科ではありますが、茄子やトマトほどの肥料食いではありません。とこの畝の付近は4月ころに鶏糞を鋤きこんで元肥としていますが、追肥は米ぬかを2週間に1度程度軽く振りかけていこうと考えています。特にホオズキは花・実をつけるためにリン酸が必要となるため、米ぬかは向いているはず。この暑さのため、虫がわく可能性も高いのでうっすらと振りかけることが重要です。
最後に草マルチですが、現在2センチくらいの厚さでかぶせています。このくらいでも土中温度は上がりすぎないはず。ただ、これからも暑さが厳しくなってきますので、雑草を刈り3センチくらいまでは厚くしていきたいところです。
まとめ
6月に種蒔き、7月に定植したホオズキの現在の様子と気を付けているポイントを紹介しました。ホオズキはこの暑さを乗り越えれば秋まで収穫が期待できるため、寄り添い続けていきます。また進展がありましたら紹介したいと思います。
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