来週には彼岸を迎えますがまだまだ暑い日が続きますね。この三連休は神奈川は曇り空が多く日中でもなんとか作業ができる気候でした。この夏は秋・冬野菜の種蒔きをいつ行うのがよいか様子をみており、人参を8月中旬、キャベツ・ブロッコリーは9月あたまに種蒔きを行いました。今回は8月に蒔いた人参の種蒔きについて紹介します。
人参は直根性の野菜のため、基本的には直播が推奨されます。しかしながら人参は水切れが起こると発芽しない難しさがあります。畑に種蒔きをしても8月の厳しい直射日光ではすぐに水切れをしてしまい、発芽しないことがあります。そこで、今回は人参用に3Dプリンタでポットを自作し、そこに蒔くことで日陰にも退避させながら育ててみることにしました。
現在は庭に蒔いた種は全く発芽しなかったものの、ポットに蒔いた種は多少芽が出てくれました。移植時に根を傷つけずに定植させることができれば成功と言えそうです。
ニンジンの種蒔きの難しさ
人参は下記の2点で育て方に難しさがあります。
- 移植時に根を傷つけるとその後の成長に影響が出るため、直播を推奨
- 水切れを起こすと発芽しないため、水の管理が必要
この夏は日中の気温が高く、晴天の日が続いたため平日会社に出社していると朝に行った水は翌日まで持たず、ひとつも発芽させることができませんでした。
下記のように畝に溝を切って条蒔きをしてみましたが、まったく発芽なし。。

3Dプリンタで作った自作ポットに蒔いてみた
併せて蒔いたのが3Dプリンタで作成したポットです。こちらのポットは10センチくらいの深さがあり、ある程度人参を育ててから畑に定植できるようにしています。移植する際に根を傷つけないよう、引き抜くのではなく、底や側面が外れるようにしているので、根を傷つけずに移植できるようにしています。

3Dプリンタのポットは1週間後には発芽!
3Dプリンタに蒔いた種は1週間ほどで発芽させることができました。ポットは日陰になる時間があるように位置を決めることができるため、水切れを防ぎながら適度に日照時間を確保することができ、発芽させることができました。

今後、移植できるようになるまで成長を見守ります
10月くらいまでポットで育て、ある程度大きくなったタイミングでポットを分解、移植をしてみたいと思います。このタイミングで改めて記事を書きたいと思います。
おまけ
暑さが厳しく、なかなか秋・冬野菜の準備が終わらないところ、ようやく30平米の草刈りが完了。一部は堆肥を鋤きこみ済み。来週は畝を立てて、大根の種蒔き、来月頭くらいには連結ポットに蒔いたキャベツ、ブロッコリーを定植していきたいところ。
こちらの畑は次の3月で契約を終了させる予定のため、春までに収穫できるものだけを植える予定でいます。

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